単身赴任経営者の日常

東京に単身赴任中の経営者の日々を綴る。夫婦仲はもちろん円満♪

涼しい顔で仕事を素早く進めている人の習慣!何をやってるかではなく、何をやってないかで差がつく

こんにちは!鈴木です♪

 

ここ2日間ほど、忙しいと感じる人にとって、心を取り戻す習慣について書いてきました。

作業やタスクに追われている人のために!本当に大切にしたい事を大切にする、心に余裕を取り戻す3つの習慣

いつも平穏で落ち着きながら膨大な仕事をこなしている人の、瞑想の習慣

 

今日は、責任感の強い方ほど実践に伸び代のある、「優先順位の低いことはやらないと決める」について書きます。

 

作業リストをつくり、優先順位をつけるだけではダメ

僕自身、仕事が多量にある時、もう頭の中がパンクしそうなくらいパンパンになることもあります。学生の時はそんなになることは少なかったんですが、社会人はやはり別世界でした。そこで先輩から学んだのは、作業リストとかToDoリストとか呼ばれるリストを作ってやったことから消し込んで行く、という方法です。

 

今でも、頭の中がパンクしそうになった時は、それを紙に書き出すようにしています。そうすると意外と大したことがなかったりします。そして優先順位をつけて、どの順番でやっていくか決め、その通り実践してやったことから消し込んでいきます。

 

ですが、決められた期限内に全部やるとすると、とんでもない量になっていることが多々あります。そして、残業が増えていくのです。そして、残業してまでやってると、周りの人から「あいつはお願いしたら全部やってくれる」と見られ、さらに仕事が舞い込んできます。

 

新人の頃は、そうやって大量の仕事を抱え、自分の自力UPやいろんなことができる幅をつけるのもいいです。ですが、どこかで見切りをつけなければ、そのまま坂道を転がる雪玉のように、膨れ上がってしまうでしょう。

 

仕事が大量にある人、特に仕事が舞い込んできやすい人にとって、優先順位をつけるだけではいけないのです。

 

大事なことは、何をするかではなく、何をしないか

昔、どうして欧米では、普通の会社員の方は、昼も家族とランチし、定時になったら帰宅して家族と団欒し、長期休暇も取りやすいにも関わらず、欧米の企業は成長していくんだろう?と疑問に思ってました。

 

なぜかというと、日本では、昼も弁当を食べながらメールチェックし、遅くまで残業し定時で帰るなんて仕事してないと思われ、長期連休どころか1日の有給休暇だけでもなかなか取らせてもらえないのが普通のイメージだったので。その上で欧米や中国、韓国の企業に追い越される。なんかおかしくないか?と疑問に思ってました。もちろん見方が偏っているかもしれません。

 

最近読んだ記事で、欧米の会社員は朝出社して今日やる仕事リストに優先順位をつけて、その上位3つだけやってあとはやらない、とありました。だから高いクオリティを維持しつつ定時で帰れるそうです。極端な記事ではありますが、なるほど!と感心もしました。

 

膨大な仕事がある人にとって重要なのは、何をするかではなく、何をしないかです。

 

もちろん、「無駄な仕事なんてない!やらないなんてありえない!」という意見もわかるし「やらなかったらどうなるかわかったもんじゃない」という怖いという気持ちも重々承知です。一見無駄な仕事が、決定的に重要な2割の仕事を支えている、という事実もあります(パレートの法則)。

 

ですが、使い古された表現ではありますが、人間は1日24時間しかないのは事実です。めちゃくちゃ成果を作っている人も、全く成果を作らず横ばい、或いは余りいないかもしれませんが右肩下がりの人も、等しく1日24時間です。そして、お金は稼げば増やすことはできますが、時間は買うこともできないし増やすこともできないのです。

お金と時間は、浪費と消費と投資の3通りの使い方しかない

 

もしかしたら、やらないことを決めて手放すことが怖い人は、そこがメンタルの突破ポイントかもしれません。心の贅肉とも言えます。そういう意味でも、一度、自分の時間の使い方を見直してみてはいかがでしょうか?

 

今日も読んでくださって、ありがとうございました♪