単身赴任経営者の日常

東京に単身赴任中の経営者の日々を綴る。夫婦仲はもちろん円満♪

コミュニケーションにおいて、相手への影響力を高める方法

こんにちは、鈴木です。

 

仕事をしていたり部活をしていると、当たり前ですが自分以外の人と関わり合いを持っていきます。そうすると、自分はこう!と思っていてもなかなか思い通りに周囲が動かなかったり物事が進まないことがありますよね。「なんでこうしないんだろう?」とか「どうしてそう考えるんだろう?」と頭に疑問が起こることもあれば「もっとこうしろよ!」とか「こう考えてよ!」とイライラを募らせることもあると思います。でもそれって、なかなか伝わらなかったりしますよね。

 

そのもどかしい気持ちが、相手をコントロールしようとする結果になってしまいます。ですが、そういうことを続けていると相手との関係も悪くなりますよね。今の日本社会では特にそういう強制とか服従のような関係は好まれません。

 

でも「どう行動するか、どう考えるかは人それぞれだから、どう考えるといいかなどの情報提供はするけど、選択は相手の自由意思に任せよう」として放置するのではチームでの目標達成はままなりませんし、果たしていい方向に物事が進んでいくか疑問です。自由といっても、何やってもいいよ!という無秩序な状態のことをあらわすこともあれば、自由だけどその結果は責任をもって受け入れるという責任の伴う自由というのもあります。仕事や部活などチームプレイにおいて「自由」という言葉を使う時は、ほぼ全ての場合において責任を伴う自由を指しています。その責任をその人自身に取らせるのでなければ、自由の言葉の意味はなかなか伝わりません。

 

コントロールすることも自由意思に完全に任せるのも違うとすると、相手に「こう考えてほしい」とか「こういう行動をとってほしい」とか、変化を求めるときにどうそのことを伝えてていけばいいのでしょうか?

 

私自身は、誰かに変化を求めて伝えたときに、聞き手が変わるかどうかは、【受け手の自由意思】50%、【伝え手の影響力】50%かなと思っています。受け手を完全にコントロールすることはもちろんできませんが、かといって伝え手は情報提供しかできないかというと、そんなことはありません。「このことを伝えよう!」と一生懸命伝えてくれたら、その熱意に受けてが動かされることもありますし、どう情報提供するかによって相手の選択に影響を与えることができます。大切なのは、伝え手が「どうしたら受け手が変わっていくのか?」ということに真剣に向き合って考えぬくことです。そのことにコミュニケーションの目的を持っていくことで、相手に対する影響力は高まっていきます。

 

あなたが今後何かメッセージを発するとき、「どうしたらこのことが伝わるだろうか?」に対して一生懸命考えぬいてみてください。きっとその姿勢が相手に伝わるでしょう。