単身赴任経営者の日常

東京に単身赴任中の経営者の日々を綴る。夫婦仲はもちろん円満♪

整いすぎた環境で育つと逆に不幸?!東大・京大に「入れさせられた」子供たち

こんにちは、鈴木です。

 

昨日は仕事で新しいチャレンジをして、無事成功に終わりました。やはりチャレンジこそが自分を成長させてくれるなと思いますし、視野もかなり広げてくれると感じます。ぜひあなたもチャレンジをしてみてください(*´ω`*)

 

さて、先ほど雑誌の記事を読んでいたのですが、面白い記事がありました。

president.jp

 

私自身は京都大学に行ったので、そのことは親はとても嬉しそうでしたが、「私のおかげで!」というのは一ミリもなかったですね。というか静岡の片田舎から東大とか京大に行く人なんてほとんどいなかったので、そもそも行き方がわかりません。純粋に「子供の努力」と思っていたと思います。

 

で、京大に入ってびっくりしたのが、関東圏や関西圏、名古屋圏からの有名私立高校からの入学がめちゃくちゃ多かったことです。環境が整っていたんですね。高校の環境もそうだし、塾とかもたくさんあったでしょう。

 

当時はうらやましかったですね。修学旅行は海外、とか、クーラー完備、とか。私の高校にはクーラーがなかったといったら、ほんとにびっくりされましたから(笑)

 

ただ大学に通い始めて1年くらいすると気づいたことがあります。

 

それは、環境が整った私立高校から来た人の多くは、自分で試行錯誤していくような応用力だったり編集力、楽な道ではなく敢えていばらの道を選ぶ意志力だったり、そういうメンタル面が弱い、ということです。もちろんそういう部分がとても高い人も中にはいましたが、比較的地方の公立高校出身の人の方がしっかりしている人が割合として多かったですね。整えられすぎた環境で育つと、自分でより良い方向を選ぶという経験を積めないということもあるんだなと学びました。地方出身でよかった~なんて思います。クーラーと海外の修学旅行は欲しかったですが。

 

先ほどの記事を読んで、そんなことを思い出しました。整えられた環境で育てられた子供は逆に不幸なんじゃないかと思いますし、敷かれたレールの上を【歩んだ】ならまだしも、敷かれたレールの上の【トロッコに乗せられて親が引っ張った】のでは、そのあとの子供の人生が苦しいんじゃないかなと感じます。

 

私自身「いい大学に行っていい会社に入ることが正解」みたいに教わってきて、そのレールの先に行ってみて初めて正解とも限らないことを悟ったのですが、少なくとも敷かれたレールの上を自分の意思で選択して歩んできました。だからそのレールから外れることも自分の意思でしましたし、周りに「もったいない」と言われようと、自分の人生だからこれでいい、と思って選ぶことができました。

 

私はまだ子供がいませんが、自分の子供には何より「選択をする力」を身につけてほしいと願います。