身体ではなく頭を動かす!マインドスポーツってなに?
こんにちは!鈴木です。
昨日JRで渋谷駅を通過するとき、ふと駅に貼ってあった広告ポスターに目が奪われました。
一瞬だったので写真を撮る時間がなかったのですが、そこに書いてあったのは「脳の中で光の筋が走ってる」画像と「マインドスポーツ」という文字でした。
マインドスポーツ・・・???
何それ???
最近脳に関することにアンテナ貼りまくりなので、気になります。
ということで調べてみました。
マインドスポーツとは、高い思考能力を用いて競われるゲームを一種の「スポーツ」と見なしたもの。頭脳スポーツとも呼ばれる。
1996年に教育コンサルタントのトニー・ブザンによって、バックギャモンが記憶能力や判断能力などの脳の肉体的能力を使う「スポーツ」であると呼ばれ始めたのが起源である。
1996年にマインドマップで知られるトニー・ブザン氏によって名付けられたもののようです。
頭を使ったスポーツということですね。
2008年から4年に一度オリンピックのような形でワールドマインドスポーツゲームズという大会も開かれているようです。
マインドスポーツの代表的な種目は囲碁、将棋、チェスなどの盤上遊戯やポーカー、コントラクトブリッジなどのトラップゲームなどです。
麻雀も入ってるようですね!
運も絡んできますが、指先と頭を使うので「マインドスポーツ」と名付けられても納得です。
最近eスポーツが日本でも認知度を上げており、マインドスポーツも少しずつ広がってるのかなと思いきや、日本では全然知名度がありません(笑)
以前国際マインドスポーツ協会の日本支部があったり日本大会があったりしてましたが、現在は止まっているようです。
ですが近年ボードゲームが日本でも流行りつつあり、毎年春と秋に2回開催されるボードゲームの祭典「ゲームマーケット」には2万人以上の来場があるなど認知度を上げています。
マインドスポーツという分野も日本でも浸透していく可能性は十分にありますね。
マインドスポーツの競技になっている囲碁や将棋、麻雀は、頭とともに指先をつかうので年配の方の認知症予防にも効果的ですし、子供たちの頭の成長にもとても有効です。
また脳は生涯成長し続けるともいわれています。
脳神経細胞は海馬など一部を除いて新しく生まれることはなく減り続けるだけと言われていますが、脳の成長は神経細胞の数ではなくネットワークの量で決まります。
脳のネットワークは年齢とともに充実していき、処理速度などの一部の能力を除いて40歳から60歳くらいの時期が最も脳の能力が高まるようです。
例えば企業の経営陣や日本のトップを見てみても、ほとんどが50歳以上だったりしませんか?
幅広く思考し意思決定していく必要のある立場は、そのくらいの年齢にならなければ務まらないという証拠だと私は思います。
話が脱線してきましたが、あなたが若くて自分の脳機能に不安がなかったとしても、今脳を鍛えることにはとても価値があるということです。
考えることが苦手という方も、これからいくらでも脳の能力を高めていくことはできます。
マインドスポーツのように脳を働かせることを、身体を動かすスポーツと同じくらい重要だという認識が、日本にも広がったらいいなと思います。
参考: