自分の人生だという意識、アイデンティティのお話
こんにちは、鈴木です。
本日2回目の投稿は心理的なお話になります。
ただし何かのエビデンスに基づいた話ではなく、私のこれまでの経験・体験と出会いから書かせていただきます。
あなたはご自身の人生が「自分のための人生」という意識はありますでしょうか?
たまに勘違いされる方もおられるので断っておきますが、「自分『だけ』のための人生」ではありません。
人生の主役は自分だという意識のことを指しています。
これはアイデンティティの確立であり、自分と家族、自分と他人、自分と社会を切り分けて考えるようになる思春期を健全に過ごすことで得ていきます。
ですがたまに、「あなたはだれのための人生を生きてますか?」と聞くと「え?」みたいな顔をする方にお目にかかります。
思春期は中学~高校だと思われますが、その時期に健全なアイデンティティの確立をしてこなかったのでしょうか。
そうすると周りと自分との切り分けができず、大人になっても「私はこう思う」という自意識や「この人と付き合いこの人とは付き合わない」などの交友の選択などができなくなる可能性があります。
親や先生の無関心や過保護を受けて育つとこのようになってしまうのかなと思います。
この状態では急にいきなり目標を決めようとかビジョンを決めるというのは難しいと感じています。
自己の確立ができていないのに、自分自身の内側から想いは出てきにくいので、自分で決めたように見えて流されて決めてしまう可能性があります。
なので、変な商法や詐欺などに巻き込まれる恐れがありますね。
そういう方はまずはアイデンティティの確立から始めていかれるといいかと思います。
自己の強化は成長プロセスのどの段階でも大切なことです。
自分を大切にする人生に共にしていければと思います。