単身赴任経営者の日常

東京に単身赴任中の経営者の日々を綴る。夫婦仲はもちろん円満♪

博士自身が、自分のキャリアにもっと関心を持って成長しよう!

こんにちは!鈴木です。

 

前回も博士のキャリア問題に関しての記事を書きました。

suzukinosho.hatenablog.jp

この記事で書ききろうかと思いましたが、全然終わらなかったので、前回の続きを書きますね♪

 

前回は、教授から見た博士のイメージについて書きました。では、企業から見たら博士はどう見えてるのでしょうか?

 

博士のキャリアは大学教員だけではなく、企業で活躍する博士も近年になって増えてきたという噂も聞きます。実際のところ、どうでしょうか?

 

企業から見た博士

博士って博士課程以外の人から見てどんなイメージ?これに関して、2016年から3ヶ月に1度刊行している「博士世界」という情報誌が調査しています。

ドクライフ!

 

まず「高い専門性」というのがあります。次に「頭がいい」「研究室=家」というポジティブなイメージが続きますが、4位以下は「オタク」「コミュ障」「モラトリアム」とちょっとネガティブです。

 

企業からすると、確かに高い専門性がありますが、同時に研究しかしてないから視野が狭い、柔軟性に欠ける、というイメージがあるようです。そして、博士課程で3年研究やってから採用するのと、学部卒から5年、もしくは修士卒から3年会社で育てるのとを天秤にかけたときに、自分たちで育てたたほうが企業側にとって良い人材になると、企業は考えているようです。

 

では、企業からするとどんなスキルが求められているかというと、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力です。それに加え、経営的な視点とまでは言わなくても、企業が求めるニーズに関心があるかと、社会人マナーも大事になってきます。確かに研究ばかりやってると、なかなか身に付き辛いものですね〜・・・

 

博士自身が自分のキャリアにもっと関心持とう!

僕自身、院生時代に先生やポスドクの方から刷り込まれていたのは、大学院は研究するところだから、それ以外のことを考えず没頭する様に研究だけやるもんだ、という価値観でした。そしてそれに習って、先輩の博士も研究以外のことに一切目を向けず、研究に没頭していました。

 

そういう価値観の刷り込みは、今でも大学に存在する様です。ですが、結局その結果研究以外の事が出来なくなって、博士の学位を取ってから路頭に迷うケースが溢れかえっています。そういう結果を招いたのは、盲目的に研究だけやってきたからなんじゃないかと思います。

 

大学や研究室の環境から刷り込まれる価値観もあると思いますが、ぜひ博士自身が自分の将来のキャリアにもっと関心を持つ事が大事です。外に目を向けて視野を広げて、色んな選択肢を持てる様になっていくといいですね!

 

今日はここまでにします。読んでくださってありがとうございました!