二分論の恐さ
こんにちは、鈴木です。
物事を理解するために、複雑な問題を単純化してモデル化する、という手法を取ることがあるかと思います。
他にも例え話をつかってわかりやすくする、とか、人に伝えるときや自分が理解するときに、こうして難しいことを簡単なモデルで伝えるというのは、年々必要になるコミュニケーションスキルで、とても大切だと感じています。
ですが、あまりに単純化しすぎると、大切な部分がそぎ落とされてしまうことや、逆にその背景にある部分が見えにくくなってしまったりする時もあるなと感じています。
例えばよくある思考パターンの二分論で左脳派と右脳派とか、感性派と理性派とかよく聞きますよね。
本来これって「意思決定の際に影響を与える度合いが感性が◎%で理性が◎%である」とか「感性で意思決定する時が◎%、理性で意思決定する時が◎%」という風にパーセンテージと言うかスペクトルのように表現されるものですが、「私は感性派だから」とか「理性派だから」みたいに0か1かみたいに思っていると複雑な人の心境が抜けてしまうように思えるんですよね。
まだ自分でもまとまっていないのですが、この二分論って妙に説得力があるからこそ、意図的に一部の人の意見を排除するために使われたりします。だから怖いな~と思います。
私自身も二分論を使う時には、その背景で心を痛めたりする人がいないかな、などと配慮をしていこうと思いますし、あまり多用しないようにしていきます。
【雑談】映画『イニシエーションラブ』を観ました
こんにちは、鈴木です。
昨日は『イニシエーションラブ』という映画を仲間内で観ました!
4年前の映画で話題になった作品でしたが、観ていませんでした。でもTSUTAYAで何観ようかな~なんて物色していた時に目に留まりました。
パッケージに「最後の5分全てが覆る。あなたは必ず2回見る」と書いてあって、まさにその通りで最後の5分が鳥肌ものでした!!そして、2回目観たくなりました(笑)
ネタバレしちゃいたくなるくらい本当に面白い作品だったので、まだ観てない方はぜひ~
【雑記】まさかの研究の道に舞い戻る?!
こんにちは、鈴木です。
昨日は親父から言われたイラっとする一言についてあげましたが、ハッとすることもありました。
それは「お前大学に通い直したら?」という一言でした。
確かに、今私が興味を持っていたり、疑問に思っていたり、知りたいと思っていることを明らかにするために、研究の道に戻るのもありだなと。
元々工学部なので、今頭の中を占めている「人材育成」や「教育」については完全に専門外なのですが、自分の専門分野を変えるという意味で専攻し直すという選択肢は大いにありですね。
私は科学や数学がとても好きでしたが、それは研究という意味ではなく、単純な知的好奇心からでした。だから研究ってよくわからず、自分で研究テーマをもっている人を見て、すごいな~とも思いながら、自分はそんな自分で探究したいことなんてないなと思っていました。
でも今は、科学や数学ではなく、人材育成や教育に関して、ぼんやりと頭に浮かんでいる考えを明確にして証明したいという想いがあり、それに関しては自分なりの研究テーマがあります。研究って、本来こういうものなのかな、なんて思ったりもしています。
もちろんそれ以外にもたくさんの選択肢はありますが、プロと名乗り、自分が良いと思って納得するものを世に出すためには、そういうハクも必要かもとも思います。
ということで、今現在大学に通い直すという選択肢も視野に入れております。
来年は京都に移住するので、母校に別の学部で通い直すなんて未来になったら、おもろいですね。
【雑記】久々に父親にイラっとした件
こんにちは、鈴木です。
東京にたまたま父親が来ており、お茶をしてきました。
なかなか地元に帰らなかったり、会議中で電話を取らなかったりしているので、ついに父親から
「お前な、時間は作るものだぞ」
と言われてしまいました。まさか自分が人に言っていることを、父親に言われるとは・・・
言われなくてもわかってるっちゅーねん!!!!!
優先順位の問題じゃ!!!!!
確かに父親が何か言ってきても「忙しくて時間がなくてさ」と言ってましたが、単にちゃんと答えるのが面倒くさいのでそう答えていたので、仕方がないかなとは思います。しかし改めて言われるとイラっとしますね。
まぁ私自身も、背景を知らず軽はずみにアドバイスみたいなことは言わないように気を付けようと思いました。
【メモ】今、頭に浮かんでいる数々の疑問(人材育成編)
こんにちは、鈴木です。
最近、わからないことが増えてきました。自分ではなぜかわかっています。自分が大人になったからです。子供だった頃には疑問を持たなかったことが、今になって疑問になってきたことが多々あります。
また、昔はすんなり受け入れられたことが、今になってすんなり受け入れられなくなっていることもあります。これも私自身が自尊心を育んできたからだと認識しています。
今日のブログは、今頭に浮かんでいる疑問を列挙して終わります。これは忘れないためです。まぁ疑問に思うことは数多くありますが、まずは人材育成に関わるものだけにしておきます。
一つ一つ調べて知識として身につけ、不十分だと思ったら研究をしていきます。
・教育とはなにか
・啓発と教育と育成の違いはなにか
・教育や人材育成の歴史、どういうスタイルだったのか
・周囲の人の人生にどう関わっていくのがいいか、どういう関りが真にその人の人生にいい影響を与えるのか
・人の人生に影響を与えようとして与えることは正しいことなのか
・『物事がわかる』日は来るのか、わかっている人はいるのか
・老子の思想の本質
・教育と洗脳の違い
・宗教と哲学の違い
・教育における成果とはなにか
・自治体における成果とは何か
・国は何のために存在しているのか
・OJTとOffJTの効果の違い
また増えたら更新します。
自己理解、組織理解を深める『エマジェネティックス』という特性分析ツールを学んできました!
こんにちは、鈴木です。
昨日は「エマジェネティックス」という人や組織の特性分析ツールについてのセミナーを受講してきました!
エマジェネティックスとは - Emergenetics International - Japan
4つの思考特性と3つの行動特性を100の質問に基づいてプロファイリングし、その人の理解を深めていくもので、脳科学をベースにした分析方法のようです。
いいなと思ったのは、良い/悪いや、得意/不得意、向き/不向きを表すものではなくて、利き手や利き足があるように、この特性に関して【利き】か【利きじゃない】かというのを表すものだということでした。【利き】の特性は、発揮するのにエネルギーをそんなに使わないで済むが、【利きじゃない】特性を発揮するにはエネルギーが多くいる、ということです。人は楽をしたがる、つまりエネルギーをできるだけ使わないように考え、動くので、【利き】の特性が出やすい、ということですね。
エマジェネティックスで、向いている職業がある、ないというのは判断せず、思考特性は「こう思いやすい」「こう感じやすい」、行動特性は「こうしやすい」というのを表している、とのことです。
チームで仕事をしているとミスコミュニケーションが起こることがありますが、メンバーと自分で【利き】の思考特性や行動特性が違うことが原因のことが多い、ということを昨日は半日かけて学びました。
このような分析手法は他にもたくさんあり、例えばハーマンモデルなどは有名のようです。ストレングスファインダーなどもそうでしょうかね。今回のセミナーはとても腹落ちが良かったので、何か一つでも専門分野を確立していけたらなと思います。
【雑記】理性と欲望の狭間
こんにちは、鈴木です。
「頭でわかっている」ことと「心で渇望している」ことの間で、私たちはことある毎に揺れています。そしてそのどちらかを選ばなくてはいけないとき、頭では違うとわかっていても、ついつい欲望に手が伸びてしまう、そんなことをこんな歳になっても繰り返してしまっています。
もちろん昔よりも理性で抑制できる場面は増えてきましたが、それでも欲望は恐ろしいです。映画や小説、漫画でもその理性と欲望の間で引き裂かれそうになる人間の葛藤がいろんなところで描かれています。だからこそ生きていくって複雑で面倒くさい反面、面白いのかなとも思ったりします。
まだまだ人生の折り返し地点にも立っていない私なので、これからの半生余りが楽しみで、ちょっと怖い気もしますが、人間らしさを感じながら生きていこうと思っています。