単身赴任経営者の日常

東京に単身赴任中の経営者の日々を綴る。夫婦仲はもちろん円満♪

経済システムの中ではルールを決める人たちに勝てない。ではどうするか?

こんにちは、鈴木です。

 

突然ですが、「経済」という言葉を聞いてどんなイメージを抱くでしょうか?

 

お金が動いているイメージをしましたか?それとも生産、消費の連鎖のイメージでしょうか。資本主義社会をイメージされたかもしれませんね。

 

今一般的に使われている「経済」という言葉はこんな意味です。

 社会が生産活動を調整するシステム、あるいはその生産活動を指す(Wikipedia

生産活動を中心としたシステムというイメージですね。

 

ですが実は「経済」の語源を調べると、もともとはかなり違った意味を持っていたようです。

 漢語における「経済」とは、「世の中を治め、人民を救う」ことを意味する経世済民(若しくは経国済民)の略語(Wikipedia

そうすると、富や権力の集中が起こっている一方で貧困で亡くなる方がいたり、戦争で資源の奪い合いがある一方でそれをビジネスチャンスにして稼ぐ企業があったり、今世界で起こっていることは、本来の「経済」の意味とはかけ離れたものになっているように思います。本来の意味として経済が発展していったとしたら、もっと人は豊かに楽に生きていけるんじゃないでしょうか。

 

さて、経済システムが秩序よく働くために存在しているのがルールです。ルールがなければ無秩序になります。無秩序な状態で平和を保とうとすると、よほど愛にあふれたコミュニティじゃなければできなさそうですよね。さらに戦争になるとコミュニティ一丸となって立ち向かわなければいけませんが、無秩序だと一丸というか一枚岩になれず負けてしまうでしょう。

 

だから自治体や国にしろ、世界という規模にしろ、そのトップにいる人たちでルールを決めていきます。それは企業や家族のような小さなコミュニティでも、もしくは友達間でも同じですね。

 

このルールの存在するコミュニティには原則があります。それは、ルールを決める人たちには勝てない、ということです。もちろんどんな人たちがルールを決めているかで、一部だけが勝者になるのか全員が豊かになれるのかといったコミュニティの性質は変わります。でもやはりルールメーカーの決定に逆らうことができない以上、対等にはなりえません。どうしてもルールメーカーに大なり小なり人生を預けることになります。

 

国にしろ自治体、企業にしろ、自分の所属するコミュニティの中で幸せになろうとしたとき、自分がルールメーカー側になるか、ルールに沿って生きるかしていきます。ですがルールメーカーにもなれず、また決められたルールに疑問が出てきたとき、どうしますか?

 

世の中ではそれを地域コミュニティで乗り越えようとか仲間とのつながりでコミュニティを作っていこうという動きが活発になっていっています。私自身もそれがとても大切なことだと考えています。ですがそれに合わせてもう一つ大切な軸があると思っています。

 

私自身、家族に守ってもらいながら小中高と進学し、地元を飛び出し大学に行き、就職して大企業に所属していく中で、自分がどのコミュニティに所属していくと幸せになれるかを追い求めるのは、どの馬が勝ち馬か見定めて有り金全額を掛ける競馬と同じギャンブルと同じなんだということに気づきました。そして、『今のコミュニティに居続けるか、そのコミュニティを飛び出して生きるかを、いつでもを選択できるように自分自身を高めていくこと』が一番大切なことだと考えました。これが先ほど述べた「もう一つの大切な軸」として私自身様々な活動をしています。

 

選択できる状態になるために自分自身を高めるポイントとして、業務推進力対人関係構築力内面性の3つがあります。それぞれ得意不得意があるかとは思いますが、3つどれもが無視できないものなので、それぞれ高めていきたいものです。

 

今の日本政府が行っている政治を信じすぎると危ないんじゃないかと思っています。かといって自分一人だけ海外に逃亡することも考えていません。自分と自分の大切な人を守り、またそうやって大切な人を守れる人を増やすためにも、私自身一生懸命仕事と自己啓発を行っていきます😊