単身赴任経営者の日常

東京に単身赴任中の経営者の日々を綴る。夫婦仲はもちろん円満♪

【雑記】当たり前になったらもうおしまい

こんにちは、鈴木です。

 

私はBase-Up(ベースアップ)という

社会人向けのスキルアップ教育の事業を展開しています。

 

その関係でよく今後のキャリア相談したいとのことで

20代~30代前半の若手が会いに来ます。

 

おととい、昨日もそれぞれ別の方がやってきたんですが

2人とも自分に課題があるって思ってなかったんです。

 

相談としては「やりたいことの見つけ方」「軸の見つけ方」でしたが、

要は『やりたいこととか軸、天職さえ見つかれば大丈夫!』って思っていたんでしょうか。

でもそもそも、やりたいことや軸が見えない生き方を選んできたことがめちゃ課題なんですよね。

そんなの道端に落ちてるわけじゃなく自分の中にある。

だから「軸がない」っていうのは自分が見えていないってことなんですよね。

 

2人はこれまで、いつも課題を外側にして、自分はそのままでいい、みたいに考えていたのかなと思います。

そう、そのままの自分で素晴らしい。

でも、だからそのままでいい、ではない。

大切な人を大切にするために自分を磨き続けることが大切です。

 

もしかしたら、これまで大切にしてきてもらった親や先生、

周りの環境への感謝を忘れているのかもしれません。

いるのが当たり前になっているのかもしれません。

 

親への感謝を忘れたら、同時に親を大切にすることを忘れてしまいます。

妻への感謝を忘れたら、同時に妻を大切にすることを忘れてしまいます。

周りへの感謝を忘れたら、同時に周りを大切にすることを忘れてしまいます。

人を大切にする前提は感謝の念です。

 

今まで生きていることだって当たり前じゃない。

だって自分の年齢までたどり着けず亡くなった方もいるんだし。

ご飯を食べられることだって、働けていることだって当たり前じゃない。

今の生活が送れるのは本当に当たり前じゃない。

当たり前になったらおしまいだなと思います。

 

その2人と連日会って、これが今の日本の社会なのかなと感じてしまいました。

感謝が根付く社会になったらいいなと思います。

そのためにも、改めて自分の仕事である教育事業を育てていこうと思います。