人はいくつになっても自分のことに興味津々
こんにちは、鈴木です。
昨日、今日と実家に帰っております。
年に2,3回しか帰らないので両親も嬉しいようで、18年いた地元でも知らなかったようなお店に連れて行ってくれます。
昔は「もう社会人になったんだから親孝行しないと」と肩ひじ張って両親をご飯に連れてったりしていましたが、今は「親もいつまでも親であり続けたいのかな」と思って、逆にご馳走をしてもらうようにしています。
甘え上手になってきたんですかね。
昨日は暑中見舞いを兼ねて、父親が最近仕事で受けた表彰のお祝いを妻としてきました。
父は私が言うのもなんですが承認欲求の塊のような人で、自分の表彰の写真をわざわざ私と妻にLINEで別々に送ってきたりします。
でも父がこれまで頑張ってきた仕事が実った成果だったので、妻が「お祝いしよう」と言ってくれたのです。
こういうのは妻の方が本当に気が利く人で、父がゴルフとファッションが好きなので、女子プロゴルファーの渋野日向子選手の活躍で知られたBEAMS GOLFのポロシャツを選んでプレゼントしました。
父も大変喜んでくれて、自慢話をやたらしてきて、また夜に試着して見せてきたり、テンションが上がっていました。
昔は父のことをそんなに好きじゃなかったんですが、最近は私も大人になったのか父のことが好きになってきました。
なんかかわいいなぁと、親は偉大だけど一人の人間なんだなと、そう思うようになりました。
さて昨日は父のお祝いの目的でしたが、その中で昔私が使っていてまだ使えるので父にあげたMac Book Airの話になりました。
「このカバーどこで売ってるの?」という会話から始まりました。
実は私がMacと一緒にあげたカバーは、4年以上前にMacを買った際、同時に秋葉原に買いに行ったもので、カバンの中でかさばらない程度に薄くて弾力性が高く耐衝撃性のあるものないかなとイメージして、秋葉原を歩き回って5店舗目くらいでようやく発見したカバーなんです。
もう4年以上使っているので口のところがほころび始めており父も新しくしたかったそうで、このカバーの薄さと弾力がいいみたいで同じものを探しているようですが、近隣の店やネットショップをいくら探しても見つからないと。
実際私も探してみたんですがもう見つからなかったです。
で、このカバーですがとにかくイメージしてこだわって探し回って見つけたものなので、とっても愛着がありました。
なので父から「このカバーと同じのが欲しい」と言われたとき「この良さがお父さんにもわかったか!」とうれしくなってしまいました。
そこから、父のお祝いの場ではありましたが、妻をそっちのけで私と父親でこのカバーがいかにいいかの話で盛り上がりました。
実家に帰ると親の話に付き合うと決めてましたが、やはり私も自分の話って大好きなんだなと改めて実感しました。
多くの人は9割の時間を自分のことを考えることに使っていると聞いたことがあります。
そしてコミュニケーションの多くの時間を自分のことを理解してもらうことに費やしているとも言われています。
多弁だけでなく、沈黙も自己表現の一つです。
だからこそ自分のことに興味を持ってくれたり理解を示してくれたりする人のことを好きになるんですね。
今回の帰省で、私も父も自分の話になるとイキイキと話すという点では変わらないなぁと実感しました。
だからこそ私も仕事でたくさんの人の話を聞いて興味をもって理解していこう、と心に決めなおす時間になりましたね。
昨日は意外に気づきの多い日でした。
今日は長文でしたが、読んでくださってありがとうございました。