単身赴任経営者の日常

東京に単身赴任中の経営者の日々を綴る。夫婦仲はもちろん円満♪

姉は海外旅行オタクだったのに、私が全くもってハマらなかった理由

こんにちは、鈴木です。

 

「お金があったら〇〇できるのに・・・」

「時間があったら〇〇やりたいな・・・」

なんて思う時はありますか?

 

私ももちろんあります。

例えば毎日の自炊。家で自分で作ったほうが健康にいいものを作れるし、上手に自炊したら他で買ってくるよりも安く済むので、できれば自炊したいと思っています。でもなかなか仕事で時間が取れなくてできない日があるんですよね。

 

さて、先日の投稿でも触れましたが、私はよく若い方の相談に乗ります。その中には気合を入れた方もこられ「稼ぎたいんです、どうすれば稼げますか?」と相談されることもあります。

「どうして稼ぎたいんですか?」と聞くと、様々な理由が飛び出します。旅行に行きたい、自由に過ごしたい、車が欲しい、etc...まさに、お金があったら、時間があったら、というところから稼ぎたいというのが出てきている人が実に多いです。

 

ですが、「お金があったら〇〇できるから、だから稼ぎたい」と言っている人に限って今何かやってるのかと聞くと「やってない」と答える方がとても多い。そういう人がもし稼ぐ手段を手に入れたとして、長く頑張り続けられるんでしょうか?私は難しいんじゃないかと思います。

なぜなら、本当に〇〇がしたいなら、他に使っているお金を減らして〇〇をやることができるからです。

あ、もちろん数千万とかなら別ですけど、数万や数十万くらいであれば何とでもやり方はある。そういうやり方があるにもかかわらずそれを選ばず「お金があったら・・・」と夢のような話をして今この瞬間から逃げてしまっている。

お金があったらやりたいことなんて、それくらいの優先順位だってことなんですね。

 

私の姉は大学時代、海外旅行に行くためにほとんど全ての時間をアルバイトに費やして一週間ほどの旅行を年に3回行っていました。

私自身も姉に「あんたも旅行行きなさい。視野が広がるよ」と言われていましたが、「お金があったらいきたいね」と言って結局一度も行かず卒業しました。今考えると旅行に行くお金は捻出できました。でも当時テニスサークルにいて、飲み会やテニスを我慢してまで旅行に行きたいかと言われるとそうじゃなかったので、お金の使い方を見直すことなく大学生活を終えたのです。

 

逆に私自身独立を目指し始めてからは、年間100万円近くの自己投資と貯蓄をしました。必要な研修やセミナーへの参加費に加え、書籍の購入、資格の獲得などにも費やしました。収入をすぐに上げるのは難しかったので、シェアハウスに住んで食費も抑えて、生活費を削ることで何とか捻出しました。海外旅行のためには何もしなかった私が、将来のためには何でもしたんですね。

ぶっちゃけた話、すべて良かったかと言われると、お金を無駄にしたかもというセミナーや本や資格もかなりたくさんありました。今もし昔に戻ったらもっと効率の良いやり方を選べるでしょう。でも自己投資なんてそんなものです。

もっと言うと、効果があまりなかったものも、効果がないんだというのが学べたという意味で、意味のない自己投資は一つもなかったなと思います。

 

お金と時間は優先順位によってどう使うかを決めています。「~たら」「~れば」の世界で夢を見るより、今やれることに目を向けてお金と時間の優先順位を変えてみることを、そういう人には提案をしています。

 

もしこれを読んでくださっている方にもそういう方がおられましたら、今なにができるかに目を向けてみてください。きっと、まだやれることはたくさんあると思います。

 

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