単身赴任経営者の日常

東京に単身赴任中の経営者の日々を綴る。夫婦仲はもちろん円満♪

稲森和夫さんの説く『人生の方程式』と『守破離』の原則

こんにちは、鈴木です。

 

 

稲森和夫さんという経営者をご存じでしょうか。

私たちの年代では知らない人はいないくらい有名な方ですが、今の20代くらいの方では知らない方も多いようです。世界的メーカーの京セラを創業し、KDDIの前身であるKDDを創業、そして破産したJALを2年という短期間で再建された、平成の名経営者と言われている人物です。

 

私はこの稲森さんがとても好きで、著書もいくつも読んでいますし、講演会のCDも読んでいます。今は手に入りにくいですが・・・できれば直接お会いできるような機会があったらなぁなんて思っています。

 

そんな稲森さんが、仕事の成果を非常にわかりやすい方程式で示されています。

結果 = 能力 × 熱意 × 考え方

そして、能力と熱意は100から0までだけど、考え方に関しては100から-100まである。だから考え方がとても大切なんだ、と説いています。

 

また能力に関しても、【守破離】が大切だと説いています。

守破離とは茶道や武道の言葉で、千利休の「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」という言葉が元で生まれた考え方と言われています。

まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから修業が始まる。師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、師匠の型はもちろん他流派の型なども含めそれらと自分とを照らし合わせて研究することにより、自分に合ったより良いと思われる型を模索し試すことで既存の型を「破る」ことができるようになる。さらに鍛錬・修業を重ね、かつて教わった師匠の型と自分自身で見出した型の双方に精通しその上に立脚した個人は、自分自身とその技についてよく理解しているため既存の型に囚われることなく、言わば型から「離れ」て自在となることができる。(Wikipedia引用)

「本を忘るな」とあるとおり、教えを破り離れたとしても根源の精神を見失ってはならないということが重要であり、基本の型を会得しないままにいきなり個性や独創性を求めるのはいわゆる「形無し」である。無着成恭は「型がある人間が型を破ると『型破り』、型がない人間が型を破ったら『形無し』」と語っており、これは十八代目中村勘三郎座右の銘「型があるから型破り、型が無ければ形無し」としても知られる。(Wikipedia引用)

まず型を教わることが大切だ、ということですね。

私自身もプレゼンやスピーチ、講師のプロとして働いていますが、型を学ばずにオリジナルでやってた時よりも、しっかり型を学んでそれに沿ってやった時の方が、安定しますし評価も高いです。オリジナルでやるとどうしてもムラができ、バシ!っと決まることもあれば、全然ダメな時もあります。型はいつでも誰でも一定の結果を安定的に出せるためのものです。

 

その「型」をどれだけの「量」で修業・鍛錬したか、というのが能力向上に大切だと言われていますが、私はそれに加えて『修行・鍛錬のスピード』も加えるべきだと考えています。

 

長くなってきたので、続きはまた明日書きます!

 

稲森和夫さんの本で一番好きなのは「生き方」です。Amazonのサイトを載せておきますね。

生き方

生き方

 

 

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