単身赴任経営者の日常

東京に単身赴任中の経営者の日々を綴る。夫婦仲はもちろん円満♪

アニメ「SHIROBAKO」から学んだ、多くの才能たちが交わって進行する仕事でリーダーに求められること

こんにちは!鈴木です。

 

今日は一風変わって、テレビアニメの紹介をします!僕、最近はあまり観ないようになったんですが、2009年から2015年くらいまではアニメにハマっておりまして、よくアニメ好きと紹介されます。最近のは全然わからないんで、今そう紹介されたらこまるんですが(笑)

 

で、そんなに幅広く観てたわけではないので数少ない中ではありますが、一番と言っていいかなってくらい好きなアニメがあるので、ちょっと紹介しちゃいます。

 

アニメの題名は「SHIROBAKO」です( ´ ▽ ` )ノ

SHIROBAKO Blu-ray プレミアムBOX vol.1(初回仕様版)

 

SHIROBAKOの紹介

SHIROBAKO」を簡単に紹介すると、アニメ制作の現場を追うアニメです。題名は、アニメ制作会社が納品する白い箱に入ったビデオテープを「白箱」と呼ぶとこから名付けられたそうです。

 

初めてSHIROBAKOを観たのは2015年春ごろ、ちょっとアニメにハマってた頃でまとめサイト見てた際に、当時の話題作ということでAnitubeで観たのがきっかけです。僕はメーカーの生産技術の仕事をしてて、その後特許の仕事を経て独立、研修トレーナーや技術支援などの仕事をしていますが、このアニメを観てると職種や業界は違えど、あるある話がたくさんあり、めちゃ共感したのを覚えています。

 

で、その後2015年夏〜2016年春まで、ちょっと大きい月一のイベントのプロデュースを行うことになりました。その時人間関係にかなり苦労した経験の中、ふと思い出して改めて全話通して観て、自分の仕事の現場に置き換えて考えてすごく学びました。そこから、これまで観た中でトップクラスに好きなアニメになりました。

 

リーダーに求められるもの

主人公は「宮森あおい」21歳で、前期は制作進行、後期は制作デスクとしてアニメに関わります。アニメ制作の現場は本当にたくさんのクリエーターが関わっていて、制作の仕事は特別なスキルをつかう専門職でなく、各工程の間をうまく取り持って、完成まで全体のスケジュールをコントロールする仕事です。だから、膨大な作業量をこなす「作業処理能力」と、アクの強いクリエーター達とうまくやっていく「コミュニケーション力」と、日々激変する状況を解決する「問題解決能力」が求められる仕事で、作中においても実際の制作現場においても、めちゃくちゃハードな職種のようです。

 

そんな中で、主人公がいろんな現場に足を運び、挨拶して、時には謝って、時には諭して、時には差し入れを持っていき、時には工程間や工程内の人間関係の摩擦に入って仲介して、時には自分が手を動かして手伝って、東奔西走する姿が描かれます。そして、クリエーターが目標を持って自分のスキルを磨く中で、自分は本当はどうなっていきたいんだろう?何がしたいんだろう?と悩みながら、仕事に没頭していきます。そして、どんなに忙しくても、自分ではなく現場の人の気持ちを最優先にして一生懸命頭と心を使う姿が、心にすごく響きました。そして、自分は今仕事の現場でどうなんだろうか、と振り返るきっかけになりました。

 

昨今、リーダーシップのあり方が問われている中で、注目されているのは「サーバントリーダーシップ」というものです。サーバントとは、召使いのことで、トップダウン型の古いリーダーシップではなく、自分が一番率先垂範して、黒子となって支えるリーダーシップのことです。

 

大尊敬する経営者の稲盛和夫さんもそのことを大事にされています。稲盛さんの言う「自利他利」の精神で、いつまでもブレずに働いていきたいものです。

動機善なりや、私心なかりしか(稲盛和夫さん)

 

SHIROBAKO」は社会人で仕事を真剣にやってる人ほど、観ると気づきが多いんじゃないかなって思いました。まだ観たことのない方は、ぜひ♪♪

 

今日も読んでくださって、ありがとうございました!!