単身赴任経営者の日常

東京に単身赴任中の経営者の日々を綴る。夫婦仲はもちろん円満♪

映画「海街diary」の舞台、鎌倉。地球の大きさを知った街。

こんにちは!鈴木です。

 

今朝はほんと、めちゃくちゃ寒いですね!平成に入ってから最低気温を記録したとか・・・マイナス3.7度、やばいです。

 

でも、「天気」とか「気温」とか、「気」という漢字がつくものは、上がったら下がるし、下がったら上がるし、必ず波をうつものだと聞きます。「景気」「気分」とかも同じですよね。

 

僕の祖母は何個も商売を立ち上げた商売人です。景気がすごく落ち込んだ時に周りの人が祖母に相談した時「景気なんていずれ上がるから、慌てることなくやるべきことをやりなさい」と勇気付けたり、逆に景気が上がって浮かれてる人に「調子に乗っちゃいけない、身の丈にあった商売をしなさい」と釘をさしたりしてたそうです。

 

僕自身も商売をしていく中で思うのは、人生には波があって、リズムがあるということです。ずっと右肩上がりというのはなくて、調子のいい時もあれば悪い時もあるということです。だから、調子のいい時に浮かれず、悪い時に変に慌てず落ち込まず、長い目で見て良くなるように動くのが、結果的に右肩波上がりになっていきます。

繁栄は友を作り、逆境は友を試す(ことわざ、ラテンの格言)

このことわざにもある通り、下向きの状態が何も悪いことばかりではありません。逆境において本当に人間関係が映し出されるし、自分自身が強くなるいい機会です。

 

そして、本当に大事なことと、握りしめていたけど本当は取るに足らなかった雑音を見極めるチャンスでもあります。

体についた脂肪は落とせても、心についた贅肉は落ちにくい(イチロー

物事には決定的に重要な2割のことと、取るに足らない8割のことがある、というパレートの法則があります。調子の悪い時こそ、自分にとって集中すべきことを見極め、全力投球していきたいですね。

 

6年前、商売で行き詰まった時、どうにもこうにもならなくて、ふと「鎌倉に行ってみよう」と思って鎌倉に行って、救われた覚えがあります。

 

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その時は、ただなんとなくでした。知り合いの経営者の方が、経営が伸び悩んだ時にふと鎌倉に行って、そこからなぜか経営がうまくいき始めたと言う話を聞いて、藁をもすがる想いで鎌倉に足を運びました。

 

駅を出て、「鎌倉といえば大仏だろう」とGoogle マップで調べながら30分の道のりを歩きました。※鎌倉の大仏は、JR鎌倉駅からめちゃ遠いです。行く際は江ノ島電鉄で「長谷」まで行くといきやすいですよ!

 

鎌倉の町並みを見て、既に他界していた祖母を思い出しました。広くて大きな宇宙の中で自分ってとてつもなく小さな存在だというのを感じました。その時の自分にとって、抱えていた問題が世界の中心でしたが、地球から見ると取るに足らない小さな問題だというのを自覚しました。そして、なんのために頑張ろうと思ったのか、改めて自分に問い直す機会になりました。

 

そこから、もちろん周りの方からのサポートもあってですが、どういう巡り合わせかわかりませんが商売がうまくいき始めました。なので僕自身、鎌倉にはすごく思い入れがあります。

 

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今でも、心にひっかかりがある時や、逆にうまくいっている時も、鎌倉に良く足を運んでいます。奥さんとも、2016年、2017年と2年連続行っていて、自分にとって鎌倉は特別なんだという話もしています。

 

鎌倉は、生しらす丼やMARLOWE(マーロウ)のプリン、葉山牛コロッケ、チーズタルト、鳩サブレーなどなど、美味しいものもたくさんあります。大仏さまのいる高徳院の前の道は、食べ歩きができる商店街として有名です。見所たくさんありますね♪

 

先日、映画「海街diary」をTSUTAYAで見つけて、中身を良くみずなんとなくピンと来て、借りてきてみたときに、「あ!ここ鎌倉じゃん!」と気付き、めちゃくちゃご縁を感じました。なんとなくピンと来たのが鎌倉の映画だというのも嬉しかったです。いいお話なので、まだ観てない方はぜひ観てみてください。

 

今日も読んでくださって、ありがとうございました!